わたしたちは患者さんの
トータルヘルスケアを
サポートします

当院では、歯科診療、口腔健康管理はもちろん、日々の生活から患者さんの健康な心身をサポートし、予防や治療成果の促進をお手伝いしています。

お口の健康は
日々の生活でつくられる

 大切な栄養を身体に取り込む、美味しいものを食べる、素敵な笑顔がこぼれる、誰かと楽しくお話しをするなど、私たちの口は健康で幸せな人生を送るためにとても大切な役割を果たしています。

大切な口の健康を維持するために、ブラッシングなど、口腔ケアを行うことは必要不可欠ですが、口腔ケアに加え、みなさんが日々摂取する食事や運動、質の高い睡眠、ストレスケアを中心としたヘルシーなライフスタイルを実践することで、さまざまな口腔トラブルを未然に防いだり、治療効果を促進させることが期待できます。

日本人の多くが歯を失う原因となっている歯周病や、それが原因で起こる認知症や心筋梗塞、動脈硬化症、肺炎、糖尿病などの深刻な問題も、ヘルシーなライフスタイルを併せて実践することで免疫機能が上がり、予防や二次的な病気に発展することを防げることが大いに期待できます。ぜひ私たちと一緒に、口腔ケアに加え、ヘルシーなライフスタイルを楽しく学び、実践していきましょう。

What’s cooking?

November Recipe

11 月のレシピ

NYのミシュラン出身シェフや管理栄養士、ヘルスコーチが作る、無添加・簡単・大満足の美味しいレシピ!安心と幸せが広がる一品をお楽しみください。

Curry Mayo Dip & Steamed Vegetables

カレーマヨネーズディップ &温野菜

★ご紹介するレシピにより、万が一アレルギー症状を発症された場合、せこぐち歯科では責任を負いかねます。

November
Health Tip

11月のヘルスチップ

たばこと電子タバコが与える影響
歯とお口の健康を考える

「タバコを吸うと歯周病になりやすいって本当?」「電子タバコや加熱式タバコなら、歯や歯ぐきへの影響は少ないの?」と疑問に思ったことはありますか?

タバコが肺や心臓など全身の健康に影響することは広く知られていますが、実は歯や歯ぐき、そしてお口の中にもさまざまな影響を与えます。近年は電子タバコや加熱式タバコも普及し、紙巻きタバコとの健康リスクの違いについて、世界中で研究が進められています。

11月は、タバコがお口の健康に与える影響から、電子タバコに関する最新の研究、そして大切な歯を守るために知っておきたいことまで、一緒に学んでみましょう。


▶︎ タバコを吸うと、歯や歯ぐきに何が起こるの?:

紙巻きタバコの喫煙は、歯周病の重要なリスク要因のひとつです。歯周病は、歯の周囲にたまった細菌によって炎症が起こり、進行すると歯を支える骨まで失われてしまう病気です。そしてタバコに含まれるニコチンや煙の有害物質は、歯ぐきの血管や免疫反応、傷ついた組織の修復などに影響を与えます。その結果、細菌に対する防御機能が低下して歯周病になりやすくなるだけでなく、歯周病の治療をしても組織が回復しにくくなるおそれがあります。

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によると、喫煙者は非喫煙者と比べて歯周病のリスクが約2倍とされています。また、喫煙本数が多い人や喫煙期間が長い人ほど、そのリスクは高くなる傾向があります。さらに、喫煙は歯周病だけでなく、歯の着色、口臭、歯の喪失、口腔がんなどにも関係しています。

▶︎ タバコを吸う人は、歯ぐきから血が出にくい?:
歯周病のサインとして知られているのが、歯みがきの際の歯ぐきからの出血です。ところが、喫煙している人の場合、歯ぐきに炎症があっても出血が目立ちにくいことがあります。これは、喫煙によって歯ぐきの血管や炎症反応が変化することなどが関係していると考えられています。「歯みがきをしても血が出ないから、歯ぐきは健康」と思われる方も多いかもしれません。しかし喫煙している方の場合は、出血がないことを健康のサインと考えることはできません。

歯ぐきの病気である歯周病が進行すると、次のような変化が現れることがあります。

・歯ぐきが下がってくる。
・歯と歯の間にすき間ができる。
・口臭が気になる。
・歯がグラグラする。
・硬いものが噛みにくくなる。

しかし、こうした症状が出る頃には、すでに歯を支える組織に影響が及んでいる場合もあります。特に喫煙習慣のある方は、痛みや出血がなくても、定期的に歯ぐきの状態を確認することが大切です。

▶︎ 電子タバコ・加熱式タバコなら安心?:
最近では、紙巻きタバコから電子タバコや加熱式タバコに切り替える人も増えています。まず知っておきたいのは、電子タバコと加熱式タバコの違いです。

・電子タバコ(VAPE):専用の液体を加熱して発生するエアロゾルを吸い込むもの。ニコチンを含む製品と含まない製品があります。
・加熱式タバコ(IQOSなど):タバコの葉を燃焼させずに加熱するもの。通常、ニコチンが含まれています。

紙巻きタバコから電子タバコに完全に切り替えた場合、一部の有害物質への曝露が減ることはあります。しかし、それがお口の健康へのリスクをなくすことを意味するわけではありません。

2024年に公表された52件の研究を検討したレビューでは、お口への影響は次の順に大きくなる傾向が報告されました。

・タバコやニコチン製品を使わない人:影響が最も少ない。
・電子タバコ使用者:その中間。
・紙巻きタバコ使用者:影響が最も大きい。

つまり、電子タバコは紙巻きタバコよりは影響が少ない傾向にあるものの、何も使わない人と比べると、お口の状態が悪い傾向があるということです。

ただし、研究期間が短いものや、過去の喫煙歴などを十分に考慮できていない研究もあり、長期的な影響についてはまだ明らかになっていない部分があります。「紙巻きタバコより有害物質が少ない場合があること」と「安全であること」は、同じではないと理解しておくことが必要です。

▶︎ 電子タバコは、お口の細菌にも影響する?:
私たちのお口の中には、数多くの種類の細菌が存在し、複雑な生態系をつくっています。これを「口腔マイクロバイオーム」と呼びます。近年の研究では、電子タバコを使用する人のお口の中で、細菌の種類や構成、炎症に関係する指標などに違いがみられることが報告されています。また、電子タバコ使用者では、口の乾燥や刺激感などが報告されています。唾液には、食べかすを洗い流したり、酸を中和したり、歯の再石灰化を助けたりする大切な働きがあります。そのため、口の乾燥が続くと、虫歯や口臭などのリスクが高くなります。ただし、電子タバコと口の乾燥や細菌の変化との関係については、今後さらに研究が必要です。それでも、電子タバコがお口に影響する可能性があることは、知っておくことが大切です。

▶︎ 大切な歯を守るために、今日からできること:
タバコによるお口への影響を減らすために、最も大切なのは禁煙です。禁煙することで喫煙による歯周組織への悪影響を減らし、歯周病治療後の回復にも良い影響が期待できます。

また、日々のお口のケアや歯科医院でのチェックも欠かせません。次のポイントを意識してみましょう。

・1日2回以上、丁寧に歯をみがく。
・フロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間の歯垢を取り除く。
・歯ぐきの腫れ、口臭、歯のぐらつきなどを放置しない。
・喫煙習慣がある場合は、歯科医師に伝える。
・定期検診で歯周ポケットや歯を支える骨の状態を確認する。
・禁煙を考えている場合は、禁煙外来などの専門的なサポートを活用する。

禁煙は、長年タバコを吸ってきた方にとって簡単なことではないかもしれません。しかし、何歳からでも禁煙に取り組むことには健康上のメリットがあります。まずはご自身のお口の状態を知り、できることから健康なお口、そして全身を守る習慣を始めてみましょう。

▶︎ 当院からのメッセージ:
タバコを吸っている方も、吸っていない方も、定期的に歯や歯ぐきの状態を確認してみませんか?お口の健康や禁煙について気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。これからもご自身の歯でおいしく食べ、健康な毎日を過ごせるように、ぜひ定期検診をご活用くださいね!

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