クライアントを体重計に乗せた方がいいのか?問題
みなさん、こんにちは!KDのMariです♪
昨日、継続力の筋トレクラブの新しいビデオ撮影をして、腕が筋肉痛です。あぁぁ!筋肉育ってる!最高ーーーー!!!
さてさて、今日は「痩せたいクライアントを体重計に乗せた方がいいのか問題」についてお話ししてみようと思います。
昨日、痩せる、、、という結果をサービスとして提供したいという方たちとお話しをしていました。
で、その中のお一人に「マリコーチはクライアントさんを体重計に乗せない、なんだったらカロリー計算もしないということですが、でも痩せたいと思う方は自分の体重が気になって仕方ないし、どれくらい減ったのかは知りたいですよね。自分がサービスを提供する時に、体重減らすことが目的の方に、体重計に乗せないというのはどうなんだろう、、、という迷いがある。どうしたらいいですかね。。」と相談されました。
多分過去のブログでも、IGのライブとかでも何度も話してるんですが、私が大切にしているのは、
痩せさせるのではなく
健康にする
そして量より質!
なんですね。
目標が体重という数値ではなく健康なので、本人が心と体の両方で健康を獲得してるかを、ずっとモニタリング+コーチングしているんですよね。が故に、体の重さより、体の質=健康かどうかが大事だし、食べ物もカロリーより質がいいかどうかが超重要なんです。
あとね、ダイエットをサービスにしている方で多いのが「何ヶ月で何キロやせる」という、これまた量=体の重さを商品にしている方が多いし、提供者もクライアントもそこに囚われる方も多いですが、肥満になった方の原因は「生活のあり方の質が悪い」ということと「不健康なことをしてるから肥満になった」というのが私の解釈なんですよね。問題解決は原因に取り組むのが本筋ですから、痩せたい方においては数字よりも不健康なあり方を改善することに全力を注ぎます。
というわけで、肥満のクライアントさんに対して『単に体重の数値が大きいから数値を減らす』という捉え方やゴール設定はしないし、もちろん結果を見る指標の1つとして体重は大事ではあるんですが、でもそこをトッププライオリティにしたアプローチはしません。かつ、体重を追いかけるアプローチは、心にも体にも無駄な負荷をかけることが多いなぁというのが、私の実体験からくる感想です。それもあり、やっぱり体重計には乗せません。
☝️継続力の筋トレクラブ、ビデオ撮影、昨日の一コマ。
生活のあり方の質が悪いってどういうこと?
ちなみに「生活の質のあり方が悪い」というのは、ザクっと言うと「自分の体と心を大切にした日々が送れていない」ということです。
「自分の体と心を大切にした日々が送れていない」って、どういう状態だと思いますか?
私が考えるそれは『体と心に負担を与えるようなものを採用し、取り入れ続けている』ということです。
▶︎お酒を採用している
▶︎たばこを採用している
▶︎睡眠不足の状態を採用している
▶︎運動しないことを採用している
▶︎ストレスを抱え続けることを採用してる
▶︎超加工食品を多く摂取することを採用している
採用している=自分で決めて、自分にそれを選び続けているということです。
もちろんそれらを選ぶ背景とか理由はあるんだとは思います。
▶︎お酒を採用している=お酒が好き・依存でやめられない
▶︎たばこを採用している=依存でやめられない
▶︎睡眠不足の状態を採用している=やることがいっぱいある
▶︎運動しないことを採用している=時間がないとかしんどいなど
▶︎ストレスを抱え続けることを採用してる=自分ではなく他者など周りの環境によるところが大きい
▶︎超加工食品を多く摂取することを採用している=時短が必要であるなど
それらを採用する理由があるから「よくないよ」なんて言われると「そんなこと言われてもさぁ、、」みたいな気持ちになるのは
ヘルスコーチなんで
よく分かってますよ。
だけどね、そんな理由を元に肥満や病気になる原因を採用し続けたら、体だけじゃない、心も、経済も、身近な人も、色々なトラブルが起こって幸せとは程遠い状態になる可能性が高いじゃないですか?
そしてね、体重という数値が低い=あなたが幸せになれるとは限らないんですよ。
ちゃんと勉強すれば分かりますが、体には、内臓や骨、脂肪、血液など、あなたの体を生かす上で大切なものがたくさん詰まっているわけです。だから、漠然と数値を減らすことだけに執着するのは、あなたの体に必要なものを度外視しているということにもなりかねません。しかも痩せ気味の人は短命であることも分かっていますからね。。痩せたい人も、提供者側も、ちゃんとここに気づいて、痩せることで何を目指したいのか?を丁寧にあぶり出し、明確にしておくことが大事だなと思います。
というわけで最高の結果を出すためにちゃんと勉強したらえぇで!の場所 KD Schoolという場所を作ってるんですね。(一般の方もサービス提供者も学んでね♪ ドクターやナースたちと一緒にやってます!)
さらにね、数値にとらわれて体重計に毎日乗ってたら、体重が数gでも増えたりするとめっちゃ凹んだりするんですよ。マジで心に良くない。体に大切なお水を300cc飲んだとしたら、300g体重が増えますが、栄養学とか体の仕組みがちゃんと理解できてない人は、大切なことをしているのに「体重が増えたー!」ってショック受けるんですよ。そして「もうその日は水飲んだりご飯食べたりしない!」って、自分に制裁を下すようなことするんです。こんな誤った判断をして、体も心も病気になる方をいっぱい見てきたんですよ。体重計で数値を気にしすぎるとこういうことが起きやすいから乗せないという理由も大きいです。
あなたが痩せたいと思う目的はなんなのか?
体重を減らして、どんな自分や人生にしたいのか?体重が落とせた先のところも合わせたゴール設定を丁寧にあぶり出さないといけないなと思いますね。私ならそこも含めてクライアントさんと一緒に取り組みます。
昨日のセッションが終わって、色々な考えを聞いて思ったのが、
ヘルスコーチと痩せコーチという2つの存在があるのかもしれない。この二人のコーチは視点の置く場所が違う。同じ結果を目指すにしても、アプローチが全然違う。
別にどこに視点を置くことが正解はないが、コーチや指導者が何を大切にして取り組みを提供するのか?というポイントは、アプローチや声かけ、教育内容、クライアントさんの日々の精神状態、なんだったら人生にも影響するので、めちゃくちゃ大切だな、、、と思う。
どっちも間違いではないし、私はヘルスコーチとして、痩せたい人においては健康に導くことで結果を提供するタイプであるということ。体重だけにほぼフォーカスせず結果を提供するタイプであるということ。(自分のことが分かった。笑)
☝️継続力の筋トレクラブ、ビデオ撮影の一コマ
いざアクション!痩せたいなら健康な自分を目指しなさい!
これらの理由から、私は痩せたいクライアントさんを体重計には乗せません。肥満の方は不健康な状態であり、不健康なあり方をして肥満になっていると捉えている。だから私は、不健康なあり方を『健康で幸せと感じられるもの』に変え、肥満の解消に繋げるアプローチを提供してます。また体重計に乗せることは精神的に負荷を与えることも多いので、そういう意味でも乗せさせない方がいい。
だから体重計には乗せない!
同じ痩せるでも、提供者側の捉え方でアプローチは全然変わるなぁ。。
というわけで、肥満解消!健康で幸せな自分になるために絶対学びたいポイントを押さえた「3ヶ月・健康教育&実践コース」が、7/24から始まります。実践しながらの3ヶ月なので、結果も出ます。また私のコーチングのもう1つの目的が「自立」です。習慣化させ、私がいなくても一人で一生太らず健康&幸せになれる方法を伝授していきます!2度と太らないって最高でしょ。2度と太った自分って嫌だなぁ、、という気分を味合わなくて済むんです☺️ プログラムに関してはこちらのリンクからぜひご覧ください。マリコーチと話してみたいという方は無料カウンセリングを申し込んでくださいね。
医師や看護師、管理栄養士さんなどにも受講していただいたり、医療機関でもご紹介いただく、信頼あるプログラムです♪
なお、健康で幸せ!を目指した「痩せる」などの結果、アプローチを提供したい方は、8月からスタートするヘルスコーチ講座で勉強してみてください。そもそもコーチ側がどういう視点を持つのか、それが健康とセットにしたいんだけどなぁ、、という方であればお役に立てていただけると思います。詳細は間もなくリリース予定です。お楽しみに!
今日も読んでいただきありがとうございました。
みなさん、どうぞヘルシーハッピーで!
素敵な1日をお過ごしください♪
KDヘルスコーチ:Mari ;)