【これから需要が高まる仕事】ヘルスコーチ

みなさん、こんにちは!KDのMariです♪

さてさて、最近はAIの進化やらなんやらで色々な仕事が淘汰されてきており、さらに今後もそれは加速する、、みたいな話もよく耳にして不安を抱える方も増えているのではないかと思います。が、そんな中、今日は私の職業である「ヘルスコーチ」はどうなんだ?とか、そもそもヘルスコーチってどんな仕事なん?将来性はあるの?などなどをお話しをしていこうと思います。はい。
 

継続力の筋トレクラブ・撮影の一コマ


ヘルスコーチって何する人やねん

ヘルスコーチは、食事・運動・睡眠・ストレス管理など、日々の生活習慣を見直しながら、クライアントの目標に合わせて心と体の健康をサポートする専門家です。単にアドバイスをするのではなく、一人ひとりに寄り添いながら「行動の変化」を引き出し、結果に導いていくのが特徴です。肥満の解消や、疲れやすさ、不健康な生活習慣の改善、病気の予防、メンタルの安定など、幅広い悩みに対応してサポートしてくれる人たちです。 とここまで聞いて、あぁ、そういう人がいてくれたいいな、、とか、そんな人が自分のそばでサポートしてくれたら助かる!と思った人はいましたでしょうか?

アメリカで需要がどんどん高まっているヘルスコーチ

日本ではあまり知られていない「ヘルスコーチ」という存在ですが、アメリカでは事情が違います。

ヘルスコーチは健康や予防医療の分野で広く知られており、医師や病院、企業と連携して活動することも一般的です。食事や生活習慣の改善をサポートするだけでなく、慢性疾患の予防・管理、メンタルケア、行動変容の支援など幅広く活躍しています。最近では一部の民間保険がヘルスコーチングをカバーする例も増え、医療現場でも「医師+ヘルスコーチ」のチーム体制が進んでいます。特に、糖尿病や肥満、メンタルヘルスなどに対して、医療と日常の架け橋となる存在として注目されているんです。

ちなみに、アメリカのトップ保険会社が軒並みヘルスコーチサービスを導入済で、全米シェア上位6社のうち、少なくとも以下5社(市場シェア約79%)がヘルスコーチングを自社プログラムに統合しています。すごいでしょ?

  • UnitedHealth Group(28%)

  • Humana(18%)

  • CVS Health / Aetna(11%)

  • Cigna(10%)

  • Elevance Health(旧Anthem、12%)

Medica保険では、ヘルスリスク評価をもとに約11%の加入者がコーチング対象と特定され、ヘルスコーチングプログラムを案内されていたり、Aetnaの「Lifestyle & Condition Coaching」プログラムでは、40以上の生活習慣・疾病領域をカバーし、慢性疾患予防からメンタルケアまで、ヘルスコーチが幅広く支援するようなプログラムになっているそうです。

ヘルスコーチを15年以上しているから分かりますが、生活習慣で病気になったのなら、生活習慣を整えるのが一番早の根本的治療&解決策になります。

保険会社は、生活習慣病(糖尿病・高血圧・肥満など)は、治療にかかる医療費が非常に高額で、ヘルスコーチが「予防」や「早期改善」に関わることで、将来的な医療費や入院費を大幅に抑えられる。加入者に病気になられて高額な保険金を払わなくて済む、またヘルスコーチは医師とは違い、日常に寄り添うパーソナルなサポートを提供するために加入者の顧客満足度がかなり高くなるというのも、ヘルスコーチを導入するメリットだそうです。

私、お医者さんたちとも仕事をしているので、それはめちゃくちゃ分かる。

日本ではどないやねん?

日本ではあまり知られていない「ヘルスコーチ」という存在。私は日本の医師たちとも関わることが多いですが、ほとんどの方が私に出会うまで「ヘルスコーチ?聞いたことない。日常を細やかにサポートしてくれる人がいるんですか?」と驚かれます。日本では病気の65%以上が日常の生活習慣が原因と言われていますが、でも日常の生活習慣に寄り添ってくれる人はほとんどいません。いや、いるはいるけど、関わり方がめちゃくちゃ薄いそうです。病院の先生に聞いた話によると、国民健康保険を使ってアドバイスを受けられたとしても、回数も少なく時間もめちゃくちゃ短いので、生活習慣の改善、そして病気を改善させるほどの効力がないそうです。私もヘルスコーチだから分かりますけど、人の生活習慣って、まぁそんなに簡単に変わらないです。苦笑。なので効果がないというのもなるほど納得です。
 

日本でのヘルスコーチの展望は?

日本でも「ヘルスコーチ」という職業に注目が集まってきています。その理由は以下の通りです。

■ 生活習慣病の増加
日本では、肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病が年々増加しています。医療現場でも、薬に頼るだけでなく、日々の食事や運動、ストレスの管理といった「生活習慣の改善」が重要だと強調されています。ヘルスコーチは、その実践的なサポートができる専門家として注目されています

■ 高齢化社会の進行
超高齢化が進む中で、医療や介護の負担を減らし、自立して健康に生きるためのサポートがますます求められています。病気になってから治すのではなく、病気になる前にケアを始める「予防」の視点で、ヘルスコーチのような伴走型の支援が重宝されています

■ 心と体の不調を感じる人が増えている
ストレス社会の中で、メンタルの不調や疲労感、不眠、イライラなどを感じる人が増えています。そうした方々に対して、心の状態と体の状態をつなげて整えるアプローチができるヘルスコーチは、医療とはまた違った新しいサポート役として存在感を高めています

■ 医療・保健分野の人手不足と連携の必要性
病院やクリニック、保健所などでも、人手不足が深刻化しています。その中で、医療職と連携しながら、日常生活の改善に取り組めるヘルスコーチの役割は、今後さらに重要になっていきます。

めちゃくちゃいい流れですね♪

日本でヘルスコーチを導入している会社もある!

日本ではまだヘルスコーチは欧米ほど一般的ではないものの、健診改善の「Neoコーチ」や、糖尿病予防の「オンラインコーチング」、企業のメンタルヘルス支援プログラムなどで、すでにヘルスコーチングサービスの導入が進んでいます。医療と連携した形やデジタルツールとの統合型サービスも増えており、日本におけるヘルスコーチの社会的存在感は着実に高まっているそうです。素晴らしいですね!
 

ちなみに、以前、ポカリ◯エットを作っている会社の東京本部に、ヘルスコーチングサービスの一環としてKDの導入を検討したいと言われたことがありました。海外から来るスタッフたちもいるということで、アメリカ発信のKDのサポートをぜひ、、みたいな話になりました。結局その時は実現しませんでしたが、でも大きな会社は取り組みの視点がさすがでございます。

ヘルスコーチとして活躍する未来

さて、ここまで、ヘルスコーチとしての職業についてアメリカや日本での諸事情を紹介しましたが、現代人や医療機関、会社など、色々な場所で必要かつ役立ててもらえる存在であることが分かります。

ちなみに15年以上ヘルスコーチをしてきた私は、自分なりにこれをここ15年で必死に(笑)開拓してきています。KDにはオリジナルの生活習慣改善術がありますが、これをパーソナルサポートの次はグループに向けて提供。さらに食が大事だから料理の分野での教育をするKD Kitchenをつくる。そして学びや行動を重ねていき、生活習慣病である肥満、がん、糖尿病、高血圧、肝機能障害、脂質異常症、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群、鉄欠乏性貧血、PMS、過食&拒食症、不妊、ADHDなどなど、現代人が抱える多くの問題も改善させていただけるようになりました。そしてヘルスコーチも育成していますが、一緒に勉強してくださった方たちも、クライアントさんにKDで学んだことを元に、たくさんの方に同じような問題解決を提供できています。

こうして色々な実績も作ってきた上で、アメリカで活性化している医療機関とヘルスコーチを融合するべく、日本の医療機関にもアプローチを開始。今は歯科と医科の医療機関に健康教育を届けたり、医師や看護師、栄養士さんたちにも、日常での生活習慣改善術とそれに必要な教育をお届けさせていただいています。ちなみに数年前に行政ともタッグを組んで、市民のみなさんがヘルスコーチングを受けられるようなプログラムを一緒に作りたい!と、健康促進課なるところに突撃しましたが、その時は話が進まず実現という結果には到達できませんでした。でも大丈夫、その時は必ず来ると信じて虎視眈々と今やるべきことをやっていきます💪

というわけでですね、今年2回目となりますが、前からちょこちょこお知らせしていた「KDのヘルスコーチを養成講座」を開催します。

今は日本でもいろんなところでヘルスコーチになれる講座が受けられますが、KDの強みは何かな?と考えたら、やっぱり


・講師である私が、現役のヘルスコーチであること。
・健康生活習慣の価値を高く持ち、それを楽しむ人が多く集まるNYやLAなどで長年住み、常にアンテナを張り、なぜ人は健康維持の取り組みを楽しめるのか?に、ずっとずっと疑問と回答を繰り返し、その価値を頭だけでなく感覚を通して獲得していること。
・NY、LA、ハワイなどに住みながら15年かけて獲得したものを盛り込んでいること。
・ヘルスコーチとしての失敗もたくさんして、失敗から学んできた宝をお届けできること。
・たくさんの実績と、クライアントさんの喜びから分かった、100%結果が出せた健康実践術。
・長年の経験で開拓できた医療機関とのつながり方と、実力の獲得方法。
・コーチングだけでなく、幼稚園からの給食監修依頼や献立作成の契約を獲得できたのはなぜか。
・ヘルスコーチングだけにとどまらず、様々な方法でマネタイズする方法。
・15年かけて分かった、クライアントさんが喜ぶ方法。
・クライアントさんが喜んで自ら結果を出してくれる方法。

など、グローバルなヘルスコーチのリアルな経験を役立ててもらえる、これに尽きるかなと思います。

そして、健康でいるためには〇〇が必要という学びのみならず、あなたがこれからヘルスコーチとして歩くであろう道の輪郭を、実践と共にかなりハッキリ感じ取ってもらえるものになるだろうとも思います。

KDで一緒に学んでくださる将来のヘルスコーチたちに、本当に役立つヘルスコーチング術やビジネス術、マネタイズ方法などを惜しみなく、めいっぱい、いろんな角度からお届けし、皆さんの更なる発展に役立てていただけたらと思います💪

講座は9/21からスタートします。約半年間の講座になりますが、健康について学んだり自ら実践して結果を出し、体験を通して感動したりするプロセスは本当に楽しいです。濃くて深くて楽しい、最高の6ヶ月を一緒に過ごしましょう。

👇 こちら 👇

今回は3つのコースをご用意しています。リアルタイムの学びとサポートで思いを素早く形にできる「エリート/プロコース」と、自分のペースで知識を獲得する「スタンダードコース」があります。8月にはオンライン説明会もやるので、気になる方はぜひ。または個別で相談も受けています。詳細は「ヘルスコーチ養成講座ページ」からご覧ください♪

ちなみに、AIによってヘルスコーチの仕事は淘汰されるのか?の回答ですが、これは淘汰されません。なぜならヘルスコーチの仕事は、人の心への寄り添いレベルがとても高いから。あ、KDにおいては、、ですね。だからこそ出せたここまでの実績なんだとも思います♪


今日も読んでいただきありがとうございました。 

みなさん、どうぞヘルシーハッピーで!
素敵な1日をお過ごしください♪

 

KDヘルスコーチ:Mari ;)

Mari Kuroda

NY & ハワイ在住。Karada Detox CEO。ホリスティックヘルスをベースとしてアプローチでヘルシーなライフスタイルを提案。ヘルスコーチング・クッキングレッスン・医療機関向けの健康教育・幼稚園の給食監修と献立作成事業・医療従事者とタッグを組んだ教育活動、子供と家族向けの食育と健康レッスン、ヘルスエデュケーター育成、ワークショップ開催などをグローバルに展開している。

https://www.karadadetox.com/
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